費用について

居抜き物件は、売り手側にも買い手側にも、費用面でメリットがあります。

売り手側にしてもたら、撤退する時に解体工事を「する必要がありません。
もう閉める店なのに、解体にまたお金がかかるというのはちょっと大変ですよね。
そういう場合は、内装や設備をそのままの状態で次の人に貸すんです。
そうすれば、解体工事にかかる出費も、解体工事の手配をする手間もかからないので、売り手側にとってはとても楽です。

買い手側にとっても、新しくお店を出す際に、店舗工事にかかる費用は大きな出費ですが、居抜き物件であれば、もう内装も設備もある状態なので、大幅に出費を抑えられます。
スケルトンの物件を借りて一から店舗工事をするよりも、3分の1程度の値段で済むそうです。

ただ、中には、内装や設備が無料で付いてくるわけではなく、造作譲渡料というのがかかることもあります。
これは、平たく言えば、内装や設備を買い取るということです。
解体費用を抑えたいから、内装も設備もそのまま渡しますという売り手さんもいれば、「まだ使えるのに解体するのはもったないから、内装や設備も売ってしまおう」という売り手さんもいます。

そのような場合、造作譲渡料がかかるのです。

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2013/05/11
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